菜の花の彼-ナノカノカレ-(桃森ミヨシ×鉄骨サロ)5巻を読んで感想。ちょいネタバレ。
部活終了後に告白しようと花火会場へと走る隼太。菜乃花は不良に絡まれていたところを鷹人に助けられます。殴られて傷ついた鷹人が介抱する菜乃花に、自分の気持ちを伝えようとした瞬間!隼太が近くにいることに気が付き、宣言します。「言ってないよな。俺とキスしたって事、お前をみつけるのも、助けるのも絶対に俺だ」
見ているだけの隼太、助けに行こうと思いながらもなぜか足が動かない。
いやだ その人の為に泣かないで その人に触れないで
その人の名前を呼ばないで俺を呼んで 最後って言ってたのに
まだその人と会ってたんですか
いつ
キスって
キスしたって何
結局、何もできなかった隼太は自分じゃないようなまっくろな気持ちを自覚して苦しみます。
一方、病院で手当てを受けた鷹人。菜乃花も付き添いますが、看護師さんが肩のケガを見つけてくれます。自分が菜乃花を守ったと思っていたのに、結局は自分が傷つけていたことにショックを受けます。
次の日、菜乃花は何度も隼太に連絡を取ろうと思いますが電話に出てくれません。不安に思い中学に行きますが、マネージャー(隼太の元カノ)に「差し入れ本当言うと迷惑なの」と言われてしまいます。
もしかしたら、隼太くんを困らせていたのかもしれない。あれは私のひとりよがりだったのかな。
あんなに上手くいきかけてたのに、壊れるのはあっという間ですね・・なんだか悲しい(/ω\)そして、隼太も壊れていく・・・・
隼太は花火大会以来、バレーの調子も崩してしまい、レギュラーから外れます。その帰り道、菜乃花から電話がかかってきます。着信を見て、出たくないと思ってるのに無意識に電話に出てしまいます。
菜乃花:「時間とれるかな 会って謝りたい事があって」
隼太:「謝る?」
菜乃花:「えっと・・差し入れのことなんだけど これからは持っていかないようにしようと思って」
隼太:「・・・もう作りたくありませんか?」
なんということでしょう!!!相手のことを想ってるのに全く違う意味にとられていますΣ(゚д゚lll)
菜乃花と初めて会った時も、二股は許せないからと言ってマネージャーと別れていた隼太。
だから
俺はそういうの許せないから無理なんです
だから会いたくありません
終わりにしたいです
そう言えばいい
前と同じように
そしたらきっとラクになれる
だから もう あなたとはーーーー
それが なんでいまはもう言えないんだ
大泣きをする隼太。
その後、花火大会に隼太が来ていて鷹人と話していたことを全部聞いていたことを知る菜乃花。
もう だめだ
隼太くんは絶対に私を許さない
そういうの無理だって一番始めに聞いてた
知ってた
わかってた
隼太くんは今きっと
おわりにしたいって思ってる
そして、鷹人の考えも以前と変わります。
守ったつもりになって傷つけたり 傷つけてしか自分を意識させられないのは
「嫌なんだ」
俺の方が【秘密】でいるなんて
過去だけがつながりなんて
「心底つまんねぇだろ」
あらぬ方向へと動き出す鷹人です。不安(/ω\)
6巻へつづく
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