菜の花の彼-ナノカノカレ-(桃森ミヨシ×鉄骨サロ)9巻を読んで感想。ちょいネタバレ。



「もう 俺」

「あなたのそばにいられなくなる」

隼太がいなくなると知った菜乃花は、我を忘れて

「行かないで・・・」「そばにいて」

「離れたくない」  「隼太くんとずっと一緒にいたい」  「ここにいて」

泣きながらすがってくる菜乃花を見て困惑する隼太。

しっかりしてて年上っぽくて同じ学校を選んだ時でさえ冷静で

なのに不意をつくみたいに脆くなって俺のきもちを揺さぶってくる

そう思うのに自分にわがままを言ってくれた必死になってくれたと嬉しくなります。

女子から菜乃花は二股をかけてると思われていて孤立しています。優子と千里にも迷惑をかけると離れることを決意した菜乃花は、来年の春に隼太が同じ学校に来てくれることが希望だったのに、それさえも無くなったと知り絶望を感じたのでしょうね(*_*)泣いてすがりたくもなりますよ。

鷹人は菜乃花の為に何か出来ないかと考えますが、菜乃花に近づくだけで、女子がヒソヒソと陰口をたたきます。

必死に考えた鷹人は、菜乃花にこう伝えます。

「もう」

「お前の大切にしたいものを」

「力ずくで踏みにじるような事はしないから」

菜乃花の中の  きもちの「味方」に

そうすればこの状況も 菜乃花も俺自身も

今とは違うものになるんだろうか

菜乃花はあの鷹人があんな事を言うなんて信じられない気持ちでした。

変わったのかな  それとも

前から彼にはそんな面もあったの私が気付いていなかった?

深く 知ろうとしてこなかった?

と中学時代の自分は見てるつもりでいても わかってなんかいなかったのかなと考えます。

隼太に電話で呼び出された菜乃花は、家に招かれます。

初めて自宅に行くのでドキドキしていたのですが、両親は留守だと言われます。

イメージしていた隼太の部屋とは、違っていてガラーンとして物が少なくて、それに驚く菜乃花。

転勤が多い家なので、1・2年も居たらすぐに別の場所に引っ越すと、隼太が色んなことを我慢して諦めてきたことを知ります。

そんな隼太が

「初めてなんです」

「初めてこんな風に何かに執着するのは」

と必死になって伝えてくれます。

菜乃花は、鷹人に強引にキスされた時はすごく怖かったのに隼太には、ぜんぜん思わなくて

それどころかドキドキしたと伝えます。

それを聞いて隼太は

人を好きになるって

ひどい

えこひいきで

理屈じゃなくて

残酷で

俺がもしあの人だったら

今ものすごく うちのめされてる

でも手に入れた方は

こんなにも

幸せで

なんて不公平

この一件で隼太と菜乃花の気持ちはさらに強いものとなるのでした。

確かに、好きな人に不意にキスされるのは嬉しいけど、そうじゃない人にされるのは嫌悪感でしかないからね(-“-)

学校で孤立している菜乃花を何とか助けようとする鷹人。

優子と千里との仲をとりもってくれるように仕向けたのも鷹人なりの優しさ。

友人と楽しそうに笑いながら話す菜乃花の表情を見て安心します。

菜乃花にも変化が見られて、鷹人と友人のように普通に接することが出来るようになります。

こんな風に一緒にいて普通に話せなかった

でも今は違う

こうやって自然にできるのは

何故

それは  こいつが 俺の言葉を信じてくれたから

「---あ」「この雨も鷹人くんのせい?」

「は?」「なんだよ 全部が全部 俺のせいにしてんじゃねぇよ」

「やだ」「冗談だよ」

と言って無邪気に笑う菜乃花。

菜乃花の

今朝も教室で見た 笑顔

いつか見た

焦がれるような笑顔とは別の

これは

ただの友達に向けられるものだ

菜乃花に近づきたいのに、触れたいのに、好きだって伝えたいのに

自分の言葉で安心して笑いかけてくれる菜乃花を見ると

俺は

俺を殺して

暗闇に埋め続けなければならない

鷹人が菜乃花にとって害のない人になればなるほど自分を偽って接していかなければならない。相手を想ってのことだけど辛い決断です(*_*)

10巻へつづく。

 

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