私は天才を飼っている。(七尾美緒)4巻を読んで感想。ちょいネタバレ注意。
4巻発売に胸を躍らせなが読みました!しかし3巻のラブ度100%からすると、今回はちょっと物足りない感がありましたが、話しの展開には必要な内容なので仕方ないのかな(*‘ω‘ *)
前回までのあらすじは・・・
■唯一の肉親である母親を亡くした浬は一之瀬家で引き取られ、瑚花(このか)とともに育つ。幼い頃から才能があった浬(かいり)は、自身が作ったプログラムで一之瀬家を大企業へと押し上げる。
■浬が能力を提供する代わりに、瑚花は3つの条件付きで契約を交わすことに。そんな中、“恋に落ちるのは一瞬”という穂積先生からの言葉で、瑚花は浬への恋心を自覚する。
■浬から新しいプログラムとそれを渡す条件として、“キスでのおねだりと浬のキスを受け入れる”を承諾した瑚花。そのことにより、浬は瑚花の父の会社のプロジェクトリーダーへ加わることに。
■自分のことを一切拒まない瑚花に、「つきあう気ないけど、手を出していいの?」と言って突き放した浬。だけど「浬のそばにいたいの」と初めて瑚花の気持ちを知って、両想いだったことに舞い上がりキスをする。父への復讐を果たすまでは、瑚花のそばにいられないと分かっていながらも、瑚花へプロポーズをした浬。瑚花はOKし、浬の事情を汲んでふたりの関係は周りにも秘密にすることに。
■一方、千里の才能に興味を持っていた浬は、父と千里に繋がりがあると知って、さらに千里に急接近して・・?!
浬と千里が急接近していることについて穂積先生が・・
穂積「さっき見てたよね?浬とあの子がいるところ」
「君はどう感じたのかなって思ってさ」
瑚花「せ 先生は・・・」
穂積「君たちがお付き合いしてることは知ってますよ」
「おせっかいでごめんね」
瑚花「やっぱり先生はすごいですね浬のことなんでも知ってて・・・」
穂積「いや そこは普通 浬ズルイって思わない?」
「君には秘密って言ったくせに自分は俺にバラしてさ」
瑚花「あっ ホントだわ!」
「・・・・・」
「私・・・」
「私はさっきふたりを見て」
「自分に落胆しました」
「ーー今まで 浬の世界には誰も入れないと思ってました」
そんな神聖不可侵な世界を
邪魔しないようにそっと見るのが私の喜び
だけど そこに入れる人がいて
浬は嬉しそうで
楽しそうで
自分を思い知るにはじゅうぶんだった
瑚花「私には浬と並ぶ能力なんてない」
「先生のような信頼関係も築けていない」
それでもそばにいてくれる浬に
瑚花「こんな 私が」
「いったい 何をあげられるんでしょうか」
チリちゃんと浬の二人しか共有できない世界を目の当たりにして、自分に自信がなくなった瑚花(+_+)
穂積先生は浬の幼少期を見ていて、ずっと一人で誰にも理解されず、楽しさも共有できることなく過ごしてきたことを知っているので、瑚花に浬からチリちゃんを取らないであげてほしいとお願いする。
穂積「だから まあそんな浬が楽しそうだったってことは」
「それだけ あの子は特別だってことだよね」
「そんな女の子が浬の近くにいるなんて嫌?」
「寂しい? 自分だけ見てほしい?」
瑚花「私・・・」
「私は もちろん寂しい・・・」
「でも」
浬があんなふうに笑えるのは
「嬉しい」
「奪ったりなんてしません」
「浬の大切なものは私も守りたい」
この言葉を聞いて浬は瑚花に愛されてるな~~!て感じます( ;∀;)
穂積先生にアドバイスももらって、気持ちを立て直すことができた瑚花。
浬との会話の中で勇気を出して伝えます。
浬「僕がどんなふうに瑚花を思ってるか」
「もっと知ってほしい」
瑚花の手を取り、自分の口元へもっていく。
視線はしっかりと瑚花の瞳を捕らえて離さない。
浬「知ってよ」
「瑚花」
そう言いながら、瑚花の手の平にキスする浬。
瑚花「あ・・・」
「私も知ってほしい!」
瑚花は浬の手を両手で握りしめて、真っ赤になりながら伝えます。
瑚花「私 はしたないかもしれないけど」
「浬に触れられるのが好き」
「ーー浬が」
「私に心を傾けてくれてるのが伝わって」
「緊張するけどドキドキして嬉しくて」
「幸せな気持ちになるの」
「そんな私の気持ちが触れた場所から伝わって」
「浬も幸せだど感じてくれたら嬉しい」
必死に伝えてくれた瑚花を愛しく感じる浬。
浬「ホント瑚花には敵わない・・・・」
嬉しさのあまり瑚花を抱き上げる(≧▽≦)
浬「僕の幸福は瑚花だよ」
「だって瑚花といるだけで僕は心が満たされるんだ」
瑚花「私もよ」
浬「知らなかったな 幸せって際限ないんだ」
「僕 まだまだ幸せになれそう」
瑚花「ホ ホント?」
浬「うん」
「だから その手で」
「僕をもっと幸せにして」
なんという!ラブラブぶりでしょうか!( *´艸`)
読んでて幸せになります(*´з`)
ところが幸せいっぱいの二人の周辺が急速に動き始めます!
どうか、このまま浬と瑚花には幸せになって欲しいと願うのですが、いよいよ浬パパが接触をはかってきました!
見逃せない展開になってきたので、5巻が待ち遠しい!
つづく。
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