藤もも初期作品集(藤もも)を読んで感想。ちょいネタバレ注意。
藤ももさんの作品が好きすぎて、買っちゃいました(≧▽≦)
初期作品集と書いてありますが、4年前の作品だそうです。
なので絵は劇的に変化があるわけではないので、安心しました。
可愛いです♡
藤ももさんにかかれば、地味メンでも魅力的に描かれています(^^)/
「恋待ちひまわり」
「朝尾くんの手作り」
「知らない恋のはじめかた」
「彼女たちのシンパシー」
その中から「恋待ちひまわり」を少しご紹介します(*‘ω‘ *)
最高気温27.8度
今年の夏は
いつもより暑い
安藤千咲(あんどうちさき)は高校2年生。
花壇の水やりを勝手にしていたら、園芸部1年の矢代(やしろ)に注意された。
千咲は頭髪チェックに引っかかって罰として夏休み中、水やりをさせられていると伝えると・・・
矢代「そーゆーことでしたら歓迎します」
千里「でも・・・そんな人数いらないでしょ?」
矢代「実は部員はオレだけでして」
「しかも花壇は広い 若干手を焼いていたんです」
「明日は髪束ねたりとか・・・」
「あ 転んでケガするかもしれないんで」
「パンダの絆創膏もまた持ってきてくださいね」
千咲「!」
明日から矢代が一から花の世話やりを教えてくれることになった。
帰り道・・・
千咲は一つ上の太一先輩に言い寄られる。
話しながらスキンシップを取ってくる先輩に・・・
(千咲)さわられんのとか なんか気持ち悪い
高校入って 男も女も そんな話題ばかり
みんな一斉に発情期
あ そっか・・・
花も咲いてんのって受粉するためだもんね
発情してんだ・・こいつらも みんな
実は2か月前に千咲は矢代と出会っていた。
太一先輩から逃げていた千咲は、見つかりそうになった時に矢代に助けてもらっていた。
花壇の中に引っ張られて・・・
矢代「しーーーー・・・」
静かにしててと、千咲に合図してくる。
太一先輩が友人と話をしながら通り過ぎていく。
友人「あの子ちょっとキツい感じだしノリ悪くね?」
太一先輩「わかってねーな ツレない態度が余計 燃えんだって」
「なにより顔が超タイプだし」
矢代「なるほどね・・・・」
「花だって 寄ってくる虫は選びたいよね」
横顔がカッコよく見えるよ~~矢代くん(*^▽^*)
千咲もホホが赤くなって・・・・・
つれない態度をとってしまう。
千咲「~~お 重いんだけど どいて!」
矢代「あ ごめん・・・・って うわばきが黄色」
「先輩でしたかスイマセン・・・・」
「もー出てきて大丈夫ですよ」
千咲「待って ひじ すりむいてる」
矢代「あれ?本当だ いつの間に・・・」
ペタ 可愛いパンダ柄の絆創膏を貼ってあげる。
千咲「はいっ」
矢代「・・・・・・」
千咲「貼らないよりマシでしょ?!」
矢代「かわいいですねパンダ」
そう言いながら頬を赤らめながら笑う。
その笑顔につられて千咲も頬が赤くなる。
あんな些細なこと忘れてると思ったのにーーー
あれ???
だんだん矢代くんがメガネをかけたディーンフジオカに見えてきた\(◎o◎)/!
カッコイイよ~♡
ある日、千咲が友達に「太一先輩も誘って海に行こう」と言われて・・・
イヤだと断りきれず困っていると・・・・
そのやり取りを見ていた矢代が後ろから・・・
矢代「嫌ならちゃんと断ったほうがいーですよ?」
急に話しかけられてビックリする千咲。
千咲「や・・・矢代聞いて・・・」
矢代「ズバズバ意見言うくせに変なとこ消極的なんですね」
う゛っ
千咲「・・・あ・・・あんたに関係ないし・・・」
ズバリ言われてしまう。
それに、千咲には全く関心のない態度で、花に夢中の矢代にムカついてくる。
そして普段思ってることを矢代にぶつけてしまう。
千咲「あたしさ」
「まだ ヤったことないんだよね」
「つきあったこともないし・・・」
矢代「は?」
真っ赤になって聞き間違いかと思う矢代。
千咲「だから ヤったこと・・」
矢代「わ゛~~~っっ」
「先輩 ここ外ですよ!」
恋で盛り上がっている周りの変化についていけない複雑な心境を上手いこと描かれています。
それに、矢代くんの萌えポイントが所々にちりばめられていて、千咲に共感できた(●´ω`●)
全体的に読んで満足感がありました(≧▽≦)
さあ、次回の「恋わずらいのエリー」を楽しみに待ってよう!
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