Stand Up!(山川あいじ)4巻【完結】を読んで感想。ちょいネタバレ注意。
長い間待っていた4巻がついに発売されました!!
ちょっと懸念していた絵が微妙に変わっていることは致し方ない(>_<)
不登校だった犬居くんの留年前の出来事から始まります。
彼には気になる同級生の女の子がいたのだけど、その子にはすでに年上バンドマンの彼氏がいた。
自分の気持ちを押し殺して、友達として振る舞うのだけど・・・
高校生になって彼女が彼氏と一緒にいるところを見るのが辛くなった。
そして、喧嘩沙汰を起こして学校を休むように。
その当時の気持ちを全部、隣で黙って聞いてくれる原田にぶつける。
原田「・・・・」
「家族とか友達とか」
「大切な人には笑っててほしいよね」
「そういう世界に一緒にいたいよね」
「とりあえず」
「まずは自分が笑おうよ」
「そっから先にぶっ壊そうよ」
「自分のこと つまんねー奴だなんて思うなよ」
「つまんねーかどうか自分で決めんなって・・・」
「ちゃんと見てる人はいるから・・・」
留年してる間、誰一人として犬居くんに真剣にぶつかってくる人はいなかったけど、初めて彼の心の扉を開こうとしてくれたのが原田。
その思いは、しっかりと伝わって犬居くんは学校に毎日登校するようになる。
ある日、卯多子を駅まで送っていった時、原田は遠くで鳥羽が卯多子に話しかける様子を目撃する。
鳥羽と原田はお互い遠くからでも目が合って、何か感じた様子。
鳥羽「古屋 急げっ」
卯多子の手をとり急いで電車に乗り込もうとする鳥羽。
原田は遠くから呼びかけが・・・
原田「うたまる」
卯多子がその声に気付く。
(卯多子)原田 いま 呼んだ?
原田どこーー
・・・やだ
・・・どうしよう
原田に誤解されたらどうするの・・・
鳥羽は、不器用な男だね。
卯多子のこと気になってるのにぶっきらぼうないい方をするから卯多子は全然気づいてないし。
中学の時は、もしかすると両想いだった?!
でも原田みたいに直球ストレートに思ったことを言ってくれる人じゃないと卯多子はすぐ不安になると思うから、やっぱり原田じゃないと卯多子はダメだよ(^^)/
そこからは鳥羽なりに卯多子と連絡先交換して猛アプローチをするんだけど・・・
原田「うたまる」
「鳴ってる」
ケータイのバイブ音に原田が気付く。
卯多子「友達」
「今日 体育祭なんだって」
原田「・・・・・・・今日?」
「それって里海第一だろ?」
「あそこ俺の友達通ってるから知ってるよ」
「男子校だよね?」
真面目な顔して言ってくる原田に対して・・
(卯多子)・・・でも
友達だし 別に
卯多子「中学の時 陸上部で一緒だった人だよ」
原田「・・・や 別に」
「・・・・」
「そこまで聞いてないけど」
(卯多子)・・・そんなの原田だって
友達いっぱいいるじゃん
拗ねた態度をとる原田にムッとする卯多子。
原田の独占欲が垣間見えた瞬間でした・・可愛い♡
個人的には原田の友人の内くんについての話も掘り下げて欲しかったな。
思ったより犬居くんの話が長かった。
同じこと言うけど犬居くんにははっさく萌えないわ・・・(*_*)
卯多子の高校の文化祭に鳥羽がやってくる!
さっそく卯多子を見つけて、ぶっきらぼうに話しかけるんだけど・・
原田の独占欲がまた出てきます( *´艸`)
正直もう1話あっても良かったんじゃないでしょうか?
と思ってしまうくらいあっさり終わってしまった。
大人の事情でできなかったのかな・・・残念だ(>_<)
でも嬉しかったのは短編のマンガ「赤いシーグラス」が入ってた。
山川あいじさんの短編好きなんですよね。
この人のマンガは、キラキラした儚い青春時代を描くのが上手い!
学生時代のドロドロした所とか悩みだとかワクワク感とかドキドキ感とかリアルに疑似体験できる。
そして、どの作品の男の子も魅力があって好感持てる。
これからの作品にも期待したいと思ってます(^^)/
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