コウノドリ(鈴ノ木ユウ)3巻を読んで感想。ちょいネタバレ注意。

今回は喫煙妊婦〈後編〉、海外出産、自然出産と帝王切開、救急救命〈前編〉が入っています。

どのテーマもメディアで騒がれている内容だったのでとても興味深い内容でした。

 

四宮先生はタバコを止められない妊婦に「母親になる資格がない」と言ったことで患者とトラブルになっていた。

なんでこんなこと言ったのかは彼の過去にある。

そしてタバコを止めれない彼女にも家庭での不満がつのっていた。

 

「なんで私だけが我慢しなくちゃいけないのよ!」

 

そんな不満が溜まっていってますますタバコを止められないでいた。

検診前に近くのコンビニでまたタバコを吸っているとお腹が急に痛くなってきて・・・・たまたまそこに居合わせた四宮先生が対応する。

胎盤が剝がれているので赤ちゃんを助けるために帝王切開することに。

執刀した四宮先生は5年前と同じ状況になったことを思い出す。

子宮を残そうと頑張ったが結果的に患者は亡くなってしまった。

今回は同じようにリスクはとらず子宮を全摘しようとサクラに提案するが・・・

 

そして5年前の真相が明らかになる。

 

四宮先生を信頼していた患者だったが何度も禁煙指導しても止めてくれなかった。

妊娠32週目の時、彼女は早剥になりそして手術中に出血が止まらず、大量出血で亡くなりました。

産まれた女の子は重度の脳性麻痺で植物状態から回復する見込みはありませんでした。

そして父親は生まれた子が一生目が覚めることがないと知ると連絡がとれなくなってしまった。

そのことがあって、四宮先生は嫌われてもいいから止めさせようとしていたのだ。

毎日、5歳になったその子の病室に行っては絵本を読んであげたりしている四宮先生の姿に胸が詰まりました。

 

そして次は海外出産。

 

妊娠・出産は病気ではない

しかし女性は母親になるために死亡を含むリスクを背負うのだ

 

今回の妊婦さんは夫が非協力的な人だった。

これ、あるある話なんだけど今までバリバリ働いていた女性が産休とって休みに入ると、話し相手が夫ぐらいしかいなくなるんだよね。

そして、旦那は忙しくて疲れているからと妻の話を聞いてくれない。

 

妻は「もっと赤ちゃんのこととか話したいのに・・父親になる自覚あんの!?」となり、

 

そして夫は「・・あるさ」と口では言うが心の中で『だからこっちは一生懸命働いてんだよ』となる。

 

夫婦仲に亀裂が入り、過換気症候群になった今回の妊婦さん。

その原因は精神的ストレスや不安によるもの。

妊婦さんにはこの症状が多々起きるそうです。

夫が妊婦さんに無関心だったり協力的ではない場合は特に。

 

う~~~む。

それをサクラに聞かされた夫は何も言えなくなる。

 

サクラ「確かに出産は男の出る幕はありません」

「心配することぐらいです」

「しかしその心配を奥さんにしっかりと伝えることで奥さんは旦那さんとの赤ちゃんを産んで育てる決心ができるんだと思います」

 

名言すぎる。

ほんとその通りです!

何も伝えてくれないと本当にこの子を産んで育てていけるんだろうかと不安になる。

言葉や態度にだして伝えてくれるだけでどれほど心が救われるか。

今一度、新米パパには知ってほしい内容でした。

 

ピアニスト・ベイビーとして活躍しているサクラ。

来日していた有名歌手のアリサと共演することに。

彼女はベイビーが産科医ということも知っている。

今回は妊娠8ヶ月のアリサだったが、ベイビーがいるからと安心している面もあった。

そして病院でも同じような妊娠さんがいて・・

安定期に入ったから海外旅行へ行こうとしている彼女に注意する。

 

サクラ「お勧めはできません」

「特に海外旅行は」

 

「安定期というのは」

「胎盤が完成してつわりも落ち着いてくる時期という意味で」

「流産や早産などのトラブルが起きない時期ということではありません」

 

「旅行に行かれることで心配なのは」

「飛行機に乗ることではなくて」

「僕らの手が届かないところに行かれるということなんです」

 

「もしも急にお腹が痛くなったりしても」

「僕らは診察ができませんし」

「旅先で24時間体制で診てくれる病院がある保証はありません」

 

「ましてや海外となると」

「言葉の問題も出てきます」

 

「それと根岸さん保険は調べてみましたか?」

 

「これは極端な話ですが」

「もしも海外の旅行先で早産になった場合」

「お母さんと赤ちゃんの両方の医療費をカバーしてくれる保険はないんです」

「時には数千万円の医療費の請求が来ることもあります」

 

「産科医は旅行に行きたいという妊婦さんを無理にひきとめることおはできませんが」

「『楽しんで行ってらっしゃい』と言う産科医はいないということです」

 

何もなければ楽しい旅行かもしれないけど、旅先でもし緊急出産してしまった場合は?

もし赤ちゃんの入院が長引いてしまった場合は?

夫は仕事があるので自宅に帰り、妻は赤ちゃんのいる病院の近くで暮らさなければならない。

慣れない土地で不安な日々を過ごさなければならない。

精神的にも金銭的にも追い詰められることになる。

 

だから妊娠中の旅行はすべて自己責任で行かなければならない。

 

「自然出産と帝王切開」では、助産院で産みたい女性のお話。

自然派志向の妊婦さんは多い。

今回の女性は帝王切開や陣痛促進剤は絶対に使いたくないと考えている。

 

そして小松さんの過去も明らかになります。

実家が助産院だったこととか、ヤンキー時代の頃とか。

なるほどと思うお話がたっぷりありました(^^)/

 

最後は「救急救命〈前編〉」です。

さりげなく下屋先生の女医希望の妊婦さんが多くてお昼ご飯も食べれず夜もオンコールで呼ばれるというお話も入っています。

救急救命の加藤先生もこの度、初登場します!

交通外傷で運ばれてきた妊婦さん。

産科医のサクラも呼ばれます。

前編なので内容は少し触り程度で終了します。

続きは4巻で。

 

毎回毎回、社会問題になっているテーマを盛り込んでくれているので勉強になります。

妊娠と出産は奇跡の連続。

本当にそう思わされるマンガです。

 

 

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