コウノドリ(鈴ノ木ユウ)4巻を読んで感想。ちょいネタバレ注意。

4巻は前回のつづき「救急救命〈後編〉」、「夫のDV」、「風疹」がはいっています。

 

ある日、交通事故で頭部を強打した妊婦さんが搬送される。

産科医のコウノトリはお腹の中にいる赤ちゃんが元気な今のうちに手術で取り出そうと提案する。

でも救急救命側は、出産すれば危険が伴うので反対。

母親を救おうとする救急救命と赤ちゃんを救おうとする産科で意見が分かれてしまうのです。

 

さっきまで電話でたわいもない会話をしていた妻が、交通事故で植物状態になるかもしれないと宣告される夫。

そんな中でも母親のお腹の中で懸命に生きようとしている赤ちゃん。

夫は残酷にも分娩の時に、妻か子供かどちらかの命を選ばないといけない。

 

非常に見ていて辛い内容で涙が次から次へと涙が溢れて止まらなかった。

こんな事態が起きたら・・・・

自分だったら・・・

身近な人だったら・・・

すごく考えました。

 

でも最後には希望が持てる終わり方になっているので救われます。

赤ちゃんの笑顔は無条件で人の心を穏やかにしてくれる。

 

そして、次は「夫のDV」です。

本題に入る前に、受診に来たいろんなタイプの患者さんがコウノトリ先生に相談してくるお話が描かれています。

先生も、見えないところで大変なんだな・・・”(-“”-)”と思いました。

 

本題のDV夫ですが、ある日妊婦検診にきた夫婦。

順調にお腹の中の赤ちゃんは成長していて、それを喜ぶ夫。

一見仲良さそうに見えるが・・・

コウノトリ先生は気づいてしまう。

彼女の首にアザがあることに。

そして、怯えながら何か言いたそうにしている。

機転を利かせて上手く彼女が一人になれる時間をつくってあげることに成功。

 

助産師の小松さんが担当する。

 

小松「・・・・長谷川さん」

「これは皆さんに聞くことだから気を悪くしないでね」

「ご主人から」

「DV受けてない?」

 

長谷川「・・・・・・」

 

驚いた顔で黙り込む。

 

「受けてません」

 

 

質問に答えるまでに2・3秒も固まったままだった。

もちろん小松さんは絶対にDV受けてると確信するんだけど。

本人が受けてないと言ってるのでこれ以上は踏み込めない。

 

次の受診日にも、また傷をつくってきた長谷川さん。

 

コウノトリ先生もやんわりと尋ねるが・・・・

 

家でぶつけてきたと下手な嘘をつく。

 

なので、医療ソーシャルワーカーの向井さんと一緒に話をすることに。

医療ソーシャルワーカーとは社会福祉の視点で患者さんや妊婦さん、その家族の相談に乗ることで社会的、心理的、経済的な悩みなどの問題解決のお手伝いをしてくれる人のことをいう。

 

向井「ご主人から暴力うけてない?」

 

長谷川「DVなんて大袈裟なものじゃないんです」

「私が悪いんです」

 

向井「つらいと思ったコトはない?」

 

長谷川「普段はとっても優しい人なんです」

「主人を怒らせてしまう」

「私が悪いんです」

 

やんわりと、話を聞き出そうとする向井さんの会話が印象的。

相手を否定、非難せず柔らかい物言いで被害者の本音を聞き出すお仕事。

 

どうやらDVをしてしまう人はパートナーを自分のものだと思っている人が多いようです。

妻が妊娠中、つわりや情緒不安的で自分の欲求を思うように満たしてくれなくなるこの時期にDVは増えてくるそうです。

そして、産後は夫から暴力を受け続ける妻が今度は自分を守るために赤ちゃんを虐待してしまうこともあるんだとか。

 

今回の長谷川さんも、DV夫から逃げきれることができるか・・・・

 

最後はニュースで話題になりました「風疹」です。

 

コウノトリ先生に懐いているハルカちゃんという女の子。

彼女は先天性白内障と心室中隔欠損という障害がある。

その原因は先天性風疹症候群。

日本にはワクチンを打っていない空白期間がある。

昭和54年4月2日から平成7年の4月1日までに生まれた男女は副作用などでワクチン接種が敬遠されて接種率がとても低い。

昭和54年の4月1日以前に生まれた男性に限っては接種の機会すらなかった。

風疹患者は今では20~40代が8割を占めている。

 

でもワクチンは1万円前後する高くてなかなか広まらないのが現状。

妊娠希望の女性や旦那さんには自治体によって費用を補助しているけど、知らない人も多い。

 

先天性風疹症候群は注射1本で防げる障害なのに。

物語に出てくるハルカちゃんは注射の大切さを妊婦さんやその家族に伝える。

 

ハルカ「じゃあ ちゃんと風疹の注射受けてね」

「赤ちゃんがかわいそうだから」

 

「私はね・・・お母さんのお腹の中で風疹にかかっちゃって」

「目も見えないし胸もちょっと苦しくなるから」

 

この子はそれでも今の自分は幸せで楽しく過ごしていると言う。

妊婦さんが風疹にかかると特に初期の頃の場合、赤ちゃんが先天性風疹症候群という障害が出ることがあります。

 

コウノトリ「この先天性風疹症候群は怖いことと言うよりは むしろ・・・」

「とても悔しいことです」

「阻止できたはずの障害ですから」

 

昨年も風疹が流行しましたよね。

そのニュースを受けて鈴ノ木ユウさんもこの「風疹」のマンガを無料配信していました。

子供が国の宝と言うなら国は一刻も早くワクチン接種を広めてほしいと思います。

 

 

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