コウノドリ(鈴ノ木ユウ)8巻を読んで感想。ちょっとネタバレ注意。

8巻は『妊娠初期』『マタニティブルー』『出産から退院まで』『研修医(前編)』の4本です。

まずには『妊娠初期』から。

 

マタニティマークはまだまだ世間に浸透していない。

 

コウノトリ「もともとマタニティマークは外見から判別しにくい・・・」

「妊娠初期の妊婦のためのものですから」

 

小松「本当は妊娠初期のつわりや」

「体のだるさがキツイのにね」

 

下屋「何か起きた時のためにも」

「私はマタニティマークを付けること自体はいいことだと思うんですよ」

 

コウノトリ「妊娠しない男性には大変さがわからなくて当然だけど」

「理解してもらうことは大事なことだからね・・・」

 

 

お腹が大きくなる妊娠後期も大変だけど、妊娠初期はつわりやダルさが周りからみてわからない。

今回のお話にでてくる妊婦さんはつわりがひどくてろくに食べ物も口にできないほど。

つわりは個人差がありひどい人からまったくないひとまで様々。

 

コウノトリ「妊娠初期のほとんどの妊婦さんはつわりを経験します」

「12週・・・遅くても16週には楽になってくると思います」

 

「後藤さん」

「つわりは気分転換や自己意識だけでは改善できません」

「それに妊娠初期はまだ胎盤が未成熟なので」

「いつ流産してもおかしくない不安定な状態です」

「つわりは赤ちゃんが元気に育っているということなんです」

 

後藤さんは妊娠後期まで会社に報告したくないと訴える。

なのでそれまでは点滴を打つために毎日通うことにします。

 

もう一人、妊娠を喜ぶ42歳の土井さん。

籍を入れたばかりでの妊娠で大喜び。

すぐに母子手帳をもらいにいこうと言い出し・・・・

コウノトリ先生は今後の起こりえることを土井さん夫婦に話します。

 

コウノトリ「母子手帳をもらいに行くのは次回の診察の後・・・」

「赤ちゃんの心拍が確認できてからでいいと思いますよ」

 

「胎児心拍が見えるまでの間が一番 流産が多いんです」

 

土井「流産のことは考えもしなかったです」

 

コウノトリ「流産は一般の方が思っているより確率が高いんです」

 

土井「どれ位の確率なんでしょうか?」

 

コウノトリ「3カ月までの妊娠初期の流産率は15%です」

 

土井「15%」

 

コウノトリ「しかし土井さんの42歳という年齢の妊娠になると」

「その流産率は・・・・」

 

「約40%まで上がります」

 

 

土井「40%・・・」

「つまり5人に2人ってことですか?」

 

コウノトリ「そうです」

 

小松さんの同僚のマキちゃんも妊娠が判明したりと、いろんなパターンの妊娠初期について描かれています。

確かに、目ではわからない妊娠初期は周りからのサポートも受けずらいので大変です。

特に辛い症状が出ていて、会社にもまだ言えなくて・・・精神面でも追い詰められそう。

マタニティマーク・・もっと広がるといいのに。

もっと妊婦さんが過ごしやすい世の中であってほしい。

 

はっさく的に一番、よかったと思ったシーンがこれ。

後藤さんの会社の上司の妻のセリフ。

上司が家で妻に後藤さんのことを話す。

 

上司「産休で1人いないから・・・頑張ってとは言ったよ」

「つわりもせいぜいあと1~2週間だろ」

 

妻「かわいそうね」

 

上司「だよね 自分のペースで頑張ってとは言ったんだけどね」

 

妻「そう言う上司をもった」

「その妊婦さんがかわいそうって言ったのよ」

 

コウノドリの見どころは本当に妊婦さんに寄り添ったセリフが多いこと。

作者の人男性だよね!!?

と思うくらい女性目線がリアルすぎる。

はっさくも何度もうんうんわかるわ~と読みながら頷いたことか。

 

次は『マタニティブルー』。

 

食堂でご飯を食べていたコウノトリ先生たちは将来を悲観して赤ちゃんを殺害したニュースを見る。

 

コウノトリ「・・・毎年児童虐待の相談件数は増えているのに」

「児童相談所や乳児院の人員は足りていない」

 

「虐待で亡くなる年間50人以上の子供のうち」

「約半数を0歳児が占めているということは」

「ボクらにとっても他人事じゃないよ」

 

下屋「そうですね」

 

コウノトリ「それにどんな親だって子供に手を上げてしまう可能性は少なからずある」

 

「出産は母親にとって終わりじゃなくて」

「始まりだから」

 

 

出産を終えた水谷さんが上手におっぱいをあげられなくて悩んでいると、小松さんが・・・

 

小松「当たり前なことができなくて」

「当たり前じゃん」

 

「だってまだ親子になって3日なんだもん」

 

「おっぱいをあげる方も 吸う方も初心者なんだよ」

「自転車だって3日じゃ乗れないもんね」

 

水谷「自転車?」

 

小松「アハッ」

「あれ・・・たとえが悪かったかな」

 

「・・・・・産後はさ」

「体はヘトヘトに疲れてるのに休むヒマなんてないんだもん」

 

「そこへドーンって下がった気持ちをホルモンが不安定にさせるんだよ」

「マタニティブルーって奴だね」

 

水谷「マタニティブルーって妊娠中じゃないんですか?」

 

小松「そう思ってる人も多いけど」

「本当は産後2週間位の間に起こることを呼ぶんだよ」

 

「だから産後のお母さんが意味もなく悲しくなって」

「涙が出ちゃうなんてことはよくあることなんだよ」

 

うんうん。

はっさくも出産後におっぱいが上手くあげられなくて授乳室で号泣しました( ;∀;)

大人になって人前であんなに泣いたのは初めてでした。

看護師さんや周りのお母さん達もいい人達ではっさくを慰めてくれて・・・今となってはいい思い出。

あれもマタニティブルーだったんだなぁ(ToT)/~~~

 

 

そして加納さんは3回目の出産を終えて定期健診に来ていた。

「この子のコトがカワイイって思えないんです」とコウノトリ先生に相談する。

 

加納「私は3度目の出産なので・・」

「妊娠中も出産する時も「3人目だから大丈夫だね」みたいに病院でも近所の人にも言われて辛かったんです」

「でも そんなことより辛いのは・・・」

 

「主人が「頑張ったね」の一言も言ってくれないことです」

 

加納さんは産後うつの状態でした。

このお話もとってもじーんときたので読んでもらいたいです。

 

次の『出産から退院まで』は自宅で出産しちゃったお話。

夫が無事にお産のサポートができるのか!?!??

しかもたまたま居合わせた夫の部下も一緒にお手伝い!!

 

『研修医(前編)』では赤西ゴロー先生の登場です。

研修医としてコウノトリ先生のいる産科にやってきます。

これからこのゴロー先生が頻繁で登場するようになります。

そんな彼の産科デビューのお話。

後編は次の巻へとまたぎます。

 

毎回毎回、濃~~~~いお話が盛りだくさんでした。

 

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