コウノドリ(鈴ノ木ユウ)10巻を読んで感想。ちょっとネタバレ注意。

10巻の内容は「無痛分娩」「長期入院<前編>」です。

ベイビー(コウノトリ先生)のマネージャーをしてくれてる滝さん。

彼の奥さんが妊娠中で、無痛分娩を考えていた。

なのでコウノトリ先生に直接話を聞こうと切り出すが、忙しさのあまり肝心なことを詳しく聞くことが出来ず・・・

 

欧米では半数以上が無痛分娩の国もあって日本でも需要が高まってきているそう。

でも文化や偏見も多くて、無痛分娩は楽して産むとか、我慢がたりないとか、お腹を痛めて産むことが美徳とされている。

今回の妊婦さんは持病があってやむを得なく無痛分娩になったのだけど、その事情を知らない友人の無痛分娩に対する心ない言葉が彼女を追い詰める。

悩んだ結果、コウノトリ先生にどうしても自然分娩にしたいと申し出るが・・・・

 

僕は産科医なので・・・

その友人のバカバカしいデタラメ話のせいで

二つの命を危険にさらすことは絶対にできません!

 

無事に出産を終わらせる それが僕らの仕事なんです

 

ビシッと言ってくれるコウノトリ先生の言葉に救われる(*’ω’*)

出産に優劣をつけること自体がアホらしい。

そう思わされるお話です(‘ω’)ノ

 

次は「長期入院<前編>」です。

今回の妊婦さんは、切迫早産で危険な状態。

出産までの2カ月以上は絶対安静で入院することになります。

すでに4歳と6歳の子供がいる彼女は家のことが心配ですが、お腹の子供の命を最優先に考えて家の事は夫に任せることにする。

 

急に母親がいなくなったので子供たちの寂しさや我慢してる姿、夫の慣れない家事と育児に奮闘する姿。

だんだん余裕がなくなって無精ひげを生やしてく姿。

リ、リアル過ぎる。

夫の会社に事情を話して6時に退社できるようにしてもらえるが、そのしわ寄せが後輩社員に偏ってきて・・・

妻の前では「家のことは大丈夫、心配するな」と言うけれど、それが逆に心配。

 

6歳のお姉ちゃんは何となく今の状況を理解していけど、4歳の弟くんは父親の口うるささに嫌気がさしてくる。

生意気な態度につい手が出そうになって・・・・

 

ママがいい!

ママがいいよ!!

 

と言われてしまう。

 

そして事情を知ってサポートしますと言ってきた会社の後輩も毎日残業を押し付けられるのに限界が・・・!!?

 

たまにならまだしも

毎日じゃないですか

自分の仕事を放り投げて他人に押し付けてるんですよ

こんなのいつまで続くんですか?

 

そうはっきり言われるが・・・

そんなこと自分でも毎日思ってるぐらい限界が近づいてきていて・・・

 

そして妻も同じ気持ち。

24時間点滴につながれて、ほとんどの時間をベットの上で不安な気持ちのまま過ごす。

一日がとても長く感じる。

そして毎日不安との闘い。

 

みんなが辛い毎日を送っている。

そんな時にコウノトリ先生が夫にファミリーサポートの利用を促す。

今回も救いの手を差し伸べてくれます。

 

そこから少し好転していくのです。

妊婦さんとその家族の取り巻く環境がリアル過ぎるくらいに伝わってくるお話でした。

 

お迎えの帰り道に、子供が保育園であった話を一生懸命話してくれるんだけど夫は、今そんなことどうでもいいんだよと聞く耳持たず。

でも面会した時に母親はちゃんと向き合って一生懸命話す子供の話を聞いてあげる。

それを横目に、そんな話どうでもいいのにと思う夫。

 

子供ってほんとどうでもいい話をするんだけど、ちゃんと聞いてあげると満足気な顔するんだよなぁ。

このシーンが妙に現実的ではっさく的には印象に残りました。

 

子供たちの寂しい気持ちもわかるし、夫の仕事をしながら家事育児をしていく大変さもわかるし、幼子を置いて入院しなくてはならない状態の妊婦さんの気持ちもわかるし、毎日残業をしなくてはならなくなった後輩くんの気持ちもわからなくもないし・・・・

もう、見ていて辛いお話でしたが最後は少しいい方向に向かっていったので良かった(:_;)

後編は次巻へ続きます。

 

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