カカフカカ(石田拓実)9巻を読んで感想。ちょっとネタバレ注意。
前回は、今までずっと聞きたかった本行の気持ちをついに聞いてしまった!
聞きたいけど聞けなかったこの質問。
自分のことをどう思ってるか・・・・
そして、本行が出した答えは・・・
わかんない
と拍子抜けな答え。
もちろんその答えに納得がいかない亜紀は問い詰める。
すると本行は“お付き合い”に対して良い感情がないみたい。
今まで、好意を寄せてきた女の子がみんな、いざ付き合うと自分を嫌っていくと・・・
寺田さんは 俺のどこがすきだったの?
何ですきって思ったの?
と逆に質問され!!?
本行の言い分を聞いてると、これって自分のこと嫌ってるどころか好意的なんじゃないか・・・!!?と思えてきた。
でもその頭をすぐリセットする亜紀。
危うくまた本行のことで頭いっぱいになるところだった。
話がヒートアップした本行はつい長谷さんとの約束を破って亜紀に話してしまう。
小説書き上げたら亜紀と添い寝してもいい。
だけどそのかわり小説ができるまでは必要以上に接触するのはダメだと長谷に言われたこと。
しかもそのことを亜紀には絶対に話しちゃダメだと言ってたこと。
自分のしらないところで自分の行動操作するようなことをされてたなんて!!?
そのころ長谷さんはある気持ちを確信していた。
もう亜紀に対して自分の体は反応しないんだと。
しかも、そうしたいと思わないし、それどころかしたくないと。
ただ亜紀のそばにいて一緒に話をして触れたいだけ。
そういう対象にはしたくない
寺田さんはそんなことしなくていい
もう、聖母的な眼差しで亜紀のことを見ている長谷さん。
亜紀はきちんと長谷さんと話し合うことにする。
本行から“約束”を聞いてしまったと切り出したら・・・
あっさり自分の計画通りだったと素直に認めた後、
・・・・・・・
嫌わないでほしい
俺は
寺田さんのそばにいたい
と子犬のような表情ですがる。
結局、そんな長谷さんを振り切ることができない亜紀はまた振りだしに戻った。
なんだか、結局一緒のところをぐるぐる回ってるだけな気がする((+_+))
第三者目線からいくとイライラする展開が続きます。
本行の気持ちと向き合ってなくて長谷さんに逃げてる今の状況だとなんの進展もないな。
長谷さんがあんまり性欲がないと言ってるのを聞いて亜紀も最初からなしでいくのもアリかもなんて思ってるし。
面白いくらい他人に流される。
ついに小説を完成させた本行は長谷に報告する。
もう添い寝の約束はチャラになったという長谷に、本行も「もう長谷に許可は求めてない」と突っぱねる。
そもそも最初はたたなくて書けないから書くために添い寝をお願いしてたのに、今は目的が逆転してることに気づいた長谷。
それを気付かない本行。
亜紀への執着なのか好意なのかはわからないけど、結局は亜紀と本行は必要としあってるんだよね。
そんな状況に心穏やかではない長谷さん。
長谷さんの亜紀を見る目がもはや信仰で宗教みたいだと言ってきたあかり。
自分でも最近の長谷さんの言動を見て自覚があった亜紀。
実はちょっと気になってきていた
長谷さんの 目
・・・私を見る目が
・・・まぶしそう
ーーというか
仰ぎ見る
みたいな
そんな
ある晩、珍しくお酒に酔って亜紀の家に突然やってきた長谷さん。
抱きしめられた時に気づいてしまった。
嗅ぎなれない香水の匂い。
寺田さん以外のおんなは
みんな
きたない
きもちわるい
寺田さん だけ・・・・・
そう言って眠ってしまった長谷さんを見て、心がざわつく。
ついに、他の女の子は抱けるが自分にはそれを求めないことに気づいてしまったのだ。
そんな不安な気持ちの時に、アクシデントで本行と密室に二人きりに!!?
本行の書いた小説の中に出てくる女の子は、自分だと感じて愛しい感情が芽生えた亜紀。
今のこの状況で二人きりはやばいと感じながらも・・・・・!!?
ここで9巻は終了です。
長谷さんがなんだかヤバめな方向へとシフトしていってるのが気になりますね。
最初は可愛いなんて思ってたけど、ちょっと・・・(*_*;
この後は果たしてどうなるんだろう・・・
読みながらモヤモヤ、イライラしてしまうけど続きが気になる。
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