テリトリーMの住人(南塔子)11巻【完結】を読んで感想。ちょっとネタバレ注意。
もう最終巻だなんて~~ビックリ。
最後まで楽しませてもらいました(#^.^#)
前回までのあらすじ・・・幸せいっぱいの瑛茉と宏紀。そんな二人の前に、離婚して離れて暮らす瑛茉の父が現れます。不審者と勘違いした宏紀は思わず突き飛ばしてしまい・・・。両親が再婚して、瑛茉は両親と一緒に住むことになりました。ある日、酔っ払った瑛茉の父親の介抱を怜久が手助けすることに。転んだ瑛茉を怜久が助けようとした時、二人の唇が・・・!?
突然の出来事に二人は固まってしまう。
確かに唇が触れた!!?
逃げるようにして部屋を出る怜久。
それからというもの、怜久は瑛茉を見るとキスを思い出し真っ赤になってしまう。
だから自然と瑛茉を避けるよな態度をとってしまって・・・
瑛茉はあの事故キスを宏紀に話そうか迷ったけど、不安がらせるといけないからと黙っていることにする。
そのことが後に宏紀をもっとショックにさせることになるとは・・・
最後の巻では修学旅行も入っています。
宏紀と学年が違うので、たった2泊3日だけど離れた時間が二人をもっと恋しくさせるのです。
一方、怜久にも少し変化が起こります。
二人のラブラブぶりを見せられて・・・
ふたりが思い合ってるのを間近で見てたせいか
いつの間にか
「自分の好きな女」って認識より
「ひろくんの彼女」としての認識のほうが
強くなってた
このままずっとこの辛い思いを背負っていかなければならないのかと思っていた怜久ですが、
少しずつ瑛茉への気持ちの整理がついてきたようです。
恋愛面では怜久だけメンバーの中で辛い状況下に置かれていたので最後はちょっと良い方向に向かっていて安心しました。
最初の登場シーンではどんなひねくれものかと思ってましたが、今はそれが可愛くさえ思えます(#^^#)
義理の父親との仲もいい感じになってきてるし、瑛茉との出会いは怜久を何倍にも強くしたと感じる。
そしてそして・・・♡
瑛茉と宏紀は修学旅行から帰ってきて二人の時間を過ごすことにします。
始めて瑛茉の部屋へと案内された宏紀は内心緊張してしまいます。
最初は何気ない会話だったのに、宏紀に押し倒されてドキドキする瑛茉。
何度かキスして・・・
瑛茉・・・
これ以上は
ほんとやばい
お父さん
帰って来ちゃうかもしれないし
なんとか理性を保とうとする宏紀に瑛茉が・・・
・・・大丈夫
パパ今日 打ち合わせで
遅くなるって言ってたから・・・
まさかまさか・・・!!
こんな流れになるとは予想外(≧◇≦)
まだまだプラトニックな関係で終わるのかと思ってたのに。
絵の雰囲気的にはここら辺はサクッと描かれていますが、衝撃展開でした。
確かにいつかは通る道。
自然な流れでもあるのかな。
とにかく瑛茉と宏紀の仲良さげなシーンにほっこりします♡
ジワジワと少しずつ宏紀の存在が瑛茉に浸食していったようです。
宏紀はいつも瑛茉を真っ直ぐに暖かい笑顔で包み込んでくれた。
はっさく的には宏紀押しだったので気持ちよく読み進めることが出来ました。
最後は瑛茉が大学1年生で宏紀が高校3年生のお話。
みんな少し大人に近づいてるのが新鮮!
二人の関係は相変わらず仲がいい。
大学でバスケサークルに入った瑛茉。
もちろん宏紀の影響で。
引っ込み思案な瑛茉は、誰も知り合いがいない大学へ進学した。
そこで勇気を出して声をかけたことでチサちゃんという友達もできた。
ちょっと成長したみんなも見れたので満足です。
一番成長したなと思うのはやっぱり宏紀かな。
一途で優しくて頼りがいのある男に成長した宏紀は瑛茉にとってはなくてはならない存在。
これからも、もっとお互いを高め合っていける仲でいてほしい。
ここでお話は終わっちゃうけど、この2人なら将来の姿も微笑ましく想像できるな。
また一つ楽しみなマンガが終わってしまいましたが、次回作にも期待したいと思います。
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